野球映画①

へそ曲がりの私としては、
ハロウィーンが終わってすぐにクリスマスとは行かせません。
深まる秋を文化的に過ごしたいと思います。

私が思う文化的なものといえば音楽か読書か映画。
その中でも今シリーズ(笑)は映画、
しかも好きな野球映画BEST3について。
「結局スポーツかいっ!」という突っ込みはナシでお願いいたします。
あくまでも個人的な嗜好ですので悪しからず。

今回はまず第3位、
それは『がんばれベアーズ』です。
(原題は『The Bad News Bears』です。)

シリーズ化されて3作ほど上映されたと思いますが、
文句なしに第1作目がベストです。

リトルリーグの弱小チームに雇われた酔いどれコーチ。
元マイナーリーガーという肩書きなんてどこへやら
バッティングピッチャーさえまともにできず
試合中にベンチで寝てしまうような男です。

更にそのチームのメンバーときたら
キャンディーをくわえてプレーする子、
相手チームのデータ分析だけは完璧な子、
ハンク・アーロンに憧れる『だけ』の子、
お約束のおデブちゃん、
フライを1回もキャッチしたことのない子等など・・・。
まぁ、典型的なダメチームですよね。

そこにコーチにそそのかされた
テータム・オニール演じる女の子ピッチャーが入団すると一変、
彼女に憧れて野球が得意な不良の子も加わりチームは生まれ変わります。
歌劇『カルメン』の『闘牛士の歌』と共に連勝を始めます。
ここからが実に痛快なんですよね。

そしてリーグ優勝を賭けたゲーム、
相手チームはその名もとどろく『YANKEES』(笑)。
勝つためには手段を選ばぬ戦い方で女の子をいたぶります。
しかし監督の息子であったエースピッチャーが
そのやり方に愛想を尽かし自らマウンドを去ってしまいます。
どちらがアメリカ人が好む『ボールゲーム』なのかは一目瞭然ですもんね。

溌溂とプレーするやんちゃな『ベアーズ』たち。
相手チームが放った大飛球も、
件(くだん)の彼が背走一発ナイスキャッチ!
映画館で観た当時(10歳?)は思わず拍手してしまいました。

しかし結果的に優勝をさらったのはヤンキーズの方。
これもまたアメリカ映画的ですよね。
ベアーズの面々と観客側からしてみると、
当時の『REDSOX』的(笑)に「来年をみてろよ!」と。

テータム・オニールのキュートさと、
個性的な子供たちに代表される
リトルリーグの牧歌的なムードが絡み合った
実に素晴らしい映画であったと思います。
(『SNOOPY』に通じるものもありましたし。)

ちなみにこの映画の影響ではないのでしょうが、
私が大学時代に所属したチームも『ベアーズ』でした(笑)。

では次回をお楽しみに!