ドログバ輝く
本日の『金冠日食フィーバー』も、
ここ長崎ではテレビの中の出来事でした。
朝起きたら厚い雲・・・。
観測用グラスを購入しなくてよかったです(苦笑)。
さてさて昨日のスポーツの話題を。
早朝にあった欧州チャンピオンズリーグの決勝。
珍しく休日の早朝に地上波で放送されたので、
ウツラウツラではありますがバッチリ観戦することができました。
結果はご承知の通り、
ホームでの戴冠を目前まで手繰り寄せていたバイエルンの野望を
ロンドンオリンピックイヤーである今年の運を味方に付けたチェルシーが
見事なまでに打ち砕きました。
序盤から圧倒的に攻めるバイエルンに対して、
守備の要テリーを含めレギュラー4人が出場停止のチェルシーが
必死の守りで耐え続けます。
そしてその均衡が破れたのは残り10分を切ってから。
左サイドのクロースからのクロスを
バイエルンのエース、ミュラーが顔面(笑)で合せ、
鉄壁のGKチェフの足元に叩き付ける技ありのゴールで先制。
ホームのアリアンツアリーナは興奮のるつぼと化します。
しかし対するチェルシーもあきらめません。
切り札であるフェルナンド・トーレスを投入し反撃を試みます。
一方のバイエルンは殊勲者ミュラーを外し逃げ切りを図ります。
そして誰もが喜びに沸き返る地元サポーターを想像し始めた88分、
一人のベテラン選手がスタジアムに冷や水を浴びせかけました。
起死回生のゴールを挙げたのは『ディディエ・ドログバ』、
そう、チェルシーを8シーズンにわたって支え続けた
コートジボワール代表の絶対的エースです。
マタの右からのCKに対してニアに走り込み
自らのスピードでDFを振り切って完全なフリーに。
そして長身からひねり打った完璧なヘッドは
これまた世界的GKであるノイアーが一歩も動けないほどのスピードで
バイエルンゴールに突き刺さりました。
この時日本時間は5時前後、
サッカーオヤジは久しぶりに飛び起きましたよ!
そして同点のまま延長に入っても、
このベテラン選手はキャスティングボードをとり続けます。
93分にペナルティーエリア内でリベリーを後方から倒してしまい
失意のPKを献上してしまいました。(リベリーはこれで負傷退場)
そのPKを蹴るのは皮肉にもかつての僚友アリエン・ロッベン。
またもや誰もがバイエルンの歓喜を想像しますが
ここで立ちはだかったのがGKのチェフ。
完全に読み切り一度は弾いたボールを
しっかりとその胸に抱きかかえました。
ここからは完全に消耗戦。
お互いにチャンスらしいチャンスもなく
優勝トロフィーである『ビッグイヤー』の行方はPK戦へと委ねられました。
先にチェルシーが一本止められ一時は先攻のバイエルンが1-3とリード。
しかしリベリーに代わって出場していたオリッチが止められ
4人が終わって全くのタイに。
そしてバイエルンの5人目はチームの精神的主柱であるシュバインシュタイガー、
迷って撃ったようなシュートはポストに阻まれてしまいました。
ユニフォームで顔を隠して失意に暮れる彼の脇を
不敵な表情でゆっくりと登場するチェルシーの5人目は、
そうこの人、またしてもディディエ・ドログバです。
軽く助走を取って右に蹴ると見せて踏み込んだ左足に反し
抜群の身体能力で蹴り出されたボールは、
ノイアーに触れられることなくゴール左隅に突き刺さり
150分近くにわたる死闘に終止符が打たれました。
その瞬間静まり返るスタジアムをよそに
喜びを爆発させるチェルシーのプレーヤーたち。
4年前の決勝で退場の憂き目にあい
チームに迷惑をかけたドログバの悲願もついに達成されました。
もしかすると彼のチェルシーでのラストプレーが
このPKでの決勝シュートだったかもしれません。
いやぁ、久しぶりに興奮するゲームに立ち会えました。
おかげで観終った瞬間力尽きたサッカーオヤジは、
必死の思いでTVのリモコンを操作してから深い眠りにつきました。
それでもいつもと変わらぬ日曜日を家族で過ごしましたよ、
あしからず(苦笑)。


