日々是蹴球杯⑯「祭りのあと」

ついに4年に一度の「サッカー祭り」が終幕を迎えました。
そこはかとなく寂しい気持ちに包まれております。
大会がクライマックスを迎えるにつれ少なくなっていくゲーム数。
いつものことながらカウントダウンにも似て
何ともやりきれない気分でここ最近を過ごしておりました。

というわけでラスト2ゲームについて。

まずは3位決定戦。
ドイツが先制、ウルグアイが逆転、
そしてドイツが再逆転と
私が最も好むゲーム展開となりました。
しかも終了間際にウルグアイに千載一遇のチャンスが。
ゴール前のFK、蹴るのはエースのフォルラン。
しかしすべてを賭けて放たれたシュートはゴールに嫌われ
その直後にゲーム終了を告げるホイッスル。
なんとも劇的な終わり方となりました。

お互いに失うものが少ない3位決定戦、
持ち味を出し合い点の入る展開が多くなるようですね。
個人的には一番見ごたえがあるように感じます。
しかし今回は地上波での中継がありませんでした。
せっかく寝苦しくて夜中に目が覚めたのに・・・。
(勝手すぎますかね。)

というわけで前回の予想①→惨敗。

そして今朝の決勝。
互いに初優勝を賭けて闘ったオランダとスペイン。
こちらは失うものが大きすぎるため
なんとも堅いゲーム展開となりました。

スペインのパスサッカーを打ち消すために
反則覚悟で身体を削り続けるオランダ。
その結果イエローカードはオランダが9枚(退場者1人)、
スペインも延長後半に追い上げ(笑)5枚。
はっきり言って「乱戦」でした。
まぁ、前回の決勝も違った意味で乱戦でしたけどね(ジダン・・・)。

後半から今大会出番の少なかったセスク・ファブレガスを投入し
前でのパス交換が活性化しだしたスペイン。
一方で身体を張って守り続けるオランダ。
その激戦に終止符を打ったのは職人イニエスタ、
昨年のチャンピオンズリーグ決勝に続いて
チームを栄光に導く値千金の「魂」のゴールでした。

今大会は堅守速攻型のチームが結果を残してきましたが、
自分たちの持ち味であるパスサッカーを貫き通したスペインに対して
サッカーの神様が最後にご褒美を与えたのでしょうか。
ブラジルと並び優勝候補の筆頭に挙げられながら
よくぞプレッシャーに打ち克ちました。
ユーロとの二冠はホントに素晴らしいと思います。
心の底から拍手を送りたいと思います。

一方のオランダ。
残念ながら三度目の正直というわけにはいきませんでした。
クライフあたりは今日のゲームをどういう気持ちで観たのでしょうね。

というわけで予想②も敗退。

そして得点王(ゴールデンブーツ賞)はドイツのミュラー。
何故かアシストも考慮されていました・・・。
これは引分けとさせてください。
・・・、1分け2敗・・・。
この結果はどこかの国に対する戦前の予想に近かったですね。
(タコに負けた・・・。)

今シリーズはあと2回。
大会の総括と日本代表への想いをつづりたいと思います。