日々是蹴球杯⑰「南アフリカ!」

今大会を振り返ります。

1、冬の大会
私の記憶の中で初めてのことでした、
ワールドカップが冬に開催されるなんて。
それだけプレーヤーの疲弊度も少なく、
比較的だれたゲームも少なかったと思います。
全体的に締まった大会(私見)になった大きな要因でしょう。

2、誤審問題
こればっかりは仕方がないと思います。
ゲームのスピードが上がりレフェリー受難の時代なのかと。
しかしビデオ判定の導入には全く同意できません。
アメフトとか野球みたいにプレーが停まる競技ならいざ知らず
サッカーにおいて判定を協議するための中断など想像できません。
線審を両サイドに置く方がよっぽど現実的だと思います。

3、現地の様子
今までの大会に比べて極端に情報が少なかったですね。
スタジアム周辺の情報なんて皆無に近かったと思います。
サッカー以外の部分も含めての大会開催地なのに
ちょっと勿体なかったなという感じがします。
もっとブブゼラ以外の南アフリカを知りたかった・・・。

4、ジャブラニ
なんであんなボールにしたのでしょうね。
蹴る人間でさえ想像できない軌道を描くボールなんて
スポーツの範疇を超えている感じがします。
所詮ボールなんて人間がやる競技の道具にすぎないのですから
その意志を反映できるものであってほしいと思います。
白と黒のツートーンに回帰したほうが良いのでは。

5、スタジアム
ピッチコンディション等不満の声も上がっていましたが、
個人的には総じて素晴らしかったと思います。
特に日本が最後に戦ったプレトリアの「ロフタス・バースフェルド」。
レンガ造りだったので興味を持ったのですが、
なんと100年以上の歴史があるそうです。
南アフリカにそんなスタジアムがあるなんて驚きでした。
スポーツと国家の歴史って我々の想像をはるかに超えてますね。
また一方でダーバンのスタジアム。
ゴール裏がオープンになっているので
不規則な風が舞っていたのではないでしょうか。
ジャブラニの変化にも大きく関わっていたような気がします。
日本戦でのスナイデルのシュートも・・・。

6、スター不発
メッシ・ロナルド・ルーニー・トーレス・・・、
期待された大物プレーヤー達が輝くことはありませんでした。
やはり激戦を戦い抜いたシーズンの影響なのでしょうね。
でもその分伏兵が目立っていました。
ビジャ・エジル・スアレス・フォルラン等など・・・。
「前評判なくともプレーは一級品」、
そういうプレーヤーを見つけることも一興なのかと。

7、私的表彰
MVP:フォルラン(私が選ぼうと思っていたのに先を越されました。)
新人王:エジル(彼なくしてミュラーの得点王はなし。)
MIP:スアレス(例のプレーは文句なしだと思いますが。)
MIG:本田(デンマーク戦のFKは私が見るすべての色を変えました。)
MIT:アメリカ(不屈という言葉を思い出させてくれました。)
注)MIP→最も印象に残ったプレー
  MIG→最も私の心に焼きついたゴール
  MIT→最も私の魂を震わせたチーム(日本を除く)

・・・・・・・・・、今回の南アフリカ大会・・・。
1986メキシコ、2002日韓に匹敵するほど
私が観戦できた大会でした(夜はありがたい)。
ホントに心躍る1ヶ月間となりました。
しばらくは酒のつまみに事欠かないと思います(笑)。

Many Thanks to South Africa 2010!

そして最後に日本代表について。