王国の宴⑮『満腹感』

台風一過、ここ長崎では今のところ何も被害の情報は入ってきておりません。
まったく人騒がせというかなんというか・・・。
それにしても進行方向の右か左かっていうので状況は大きく変わってきますね。
全国各地で被害に遭われた方々には慎んでお見舞い申し上げます。

しかし大陸に向かいながらあの位置での直角カーブは一体何なのでしょうか?
大陸のどこかの国の『秘密の科学技術』でもあるのでしょうかね・・・(笑)

さて『王国の宴』も中締めに近づきつつあります。
どちらかというと残りの2試合は『デザート』、
あるいは『食後酒』という感じになってきました。
それぐらいお腹がいっぱいになってきたということです。
いやぁ、それにしても今大会はいろんなことが起こります。

準決勝の2試合をボクシングに例えるならこんな感じでしょうか。

昨日の1試合目ならば・・・・・・・。
圧倒的にホームの支持を受ける派手目なボクサーが、
自ら打ち合いを求めておきながらアクシデント気味に入った序盤の強烈な一発で
パニックに陥りつつ戦意を失いながらもなんとか気力で立ち続けます。

それでも愚直に攻める対戦相手はフラフラの相手に無慈悲なパンチの雨を浴びせます。
セコンドはタオルを投入したくともその権限はありません。
結果的に最終ラウンドまでサンドバック状態で殴られ続けた揚句に
『ボコ殴り』のKO決着になったという感じでしょうか。
もしレフェリーにその裁量があればきっとストップがかけられたことでしょう。

一方今朝の2試合目は・・・・・・・。
中立国の観客は誰もが撃ち合いのKO決着を望んでいます。
それなのに両ボクサーとも
お互いの強烈なカウンターパンチを警戒するあまりに手数を出さず
ひたすら技術の高いガードを固め合いながら相手の疲弊を待ち続けます。

観客からはブーイングも出そうな状況でしたがラウンドだけが淡々と進みます。
そんななか少し優勢を保っていたチャレンジャーは、
前の試合で成功した『秘策』を隠し持っていましたが
それを繰り出すチャンスをセコンドが逸してしまいました。
そして最終ラウンドのゴングが鳴らされ勝負の行方は判定へ委ねられます。
出された結果は「王者(経験者)が僅差でベルトを守った」ってイメージでしょうか。

互いの勝因、敗因については既に様々なメディアで語られていますので
素人の私は触れないことにしておきます。
それでも敢えて言うなら「王国には王様が必要だった」ということでしょうかね。

というわけで3位決定戦はブラジル対オランダ。
(これって必要なのでしょうか?)
決勝はドイツ対アルゼンチンに決まりました。

この決勝のカードは私の観戦キャリアの中で3度目の顔合わせです。
メキシコでの1戦目はマラドーナの3アシストでアルゼンチンが制しました。
イタリアでの2戦目は息苦しい展開ながらもブレーメのPKでドイツがリベンジしました。
そして今回・・・・・・・。

どちらが『ワールドカップ』という名の祝杯を乾せるのか。
観る側はかなり満腹気味ではありますが、
『別腹』をすかせながらお皿をねぶりつつ(笑)最後まで堪能したいと思います。

・・・、ンゲフッ!(笑)