船来る
ここ長崎はまた梅雨空に逆戻りしました。
梅雨明けかと勘違いして
土の中から出てきた蝉が可哀そうですね。
さてそんな梅雨の合間をぬって
この前の日曜日(7月8日)、
ついに船が我が町にやってきました。
そう、オランダ船が江戸町に。
ホント当日は奇跡的に晴れ上がりましたよ。
余程関係者の日ごろの行いがよかったのでしょうね(笑)。
はるばる小菅町の造船所から
江戸町公園の船蔵まで国道を移動した後、
諏訪神社よりおいで頂いた神主様に
船と関係者の無事とくんちの成功を祈念して
清祓いを執り行っていただきました。
1ヶ月間体力作りに従事してきた根曳の面々も
船を間近にすると更に気合が入ってきたようです。
というわけで予定より少し早かったのですが、
早速翌月曜日から船回しの稽古が始まりました。
そう、船と『同化』するために。
『同化』
我が町では船を動かす根曳は波を表しています。
そのため人間が船を曳き回すのではなく、
自らが波となって船と一体化する必要があるのです。
その動きを一夏の稽古で体に染み込ませなければなりません。
根曳全員がその動きを会得すれば、
船は意志を持ったかのように活き活きと動くはずです。
いずれ船には命が宿ることでしょう。
その命が秋の本番で真っ赤に燃え上がるよう、
全員で力を合わせたいと思います。


