日々是蹴球杯⑱「ニッポン!」
ついに今シリーズも最終回となりました。
万感の想いを込めて我が日本代表について。
「堅守速攻」。
今大会の日本代表の闘い方についてこう称されています。
私はどうも違うような気がしてなりません。
確かに堅守ではありました。
DF陣(特にCBの二人)がほとんど反則をもらわずに
ボールを撥ね返す姿には感動すら覚えました。
また彼らだけではなく全員で守り切る意識も充分に伝わりました。
しかしカウンターで相手ゴールを脅かすシーンは
殆んどなかったように思います。
「高い位置でボールを奪い
一本のスルーパスで裏に抜け出すプレー」
これがないと速攻型のチームとは呼べないと思います。
またブラジルとは似て非なるものですが、
攻撃が前3人(+SB)だけでは何とも頼りない感じがしました。
あえて名付けるならば「堅守少攻」でしょうか。
付け焼刃の戦術だったので
カウンターに適したプレーヤーを選んでいなかったのも事実です。
2年半に渡り岡田監督が追い求めた理想を
大会2週間前に覆したのですから仕方のないことですがね。
でももっと早い時点でこの闘い方にシフトしていたらと想像すると
ホントに残念で仕方がありません。
(くどいようですが香川とか石川とかですね・・・。)
でもそれを補って余りある結束力と土壇場力を
肝心の選手たちは存分に発揮してくれました。
特に本田。
得点シーン以外でもCFとしての役割を充分に果たしていました。
川島からのフィードは殆んど彼を狙ったものだったと思います。
そこでなんとかマイボールにしようと身体を張る姿には心揺さぶられました。
ここまでポストプレーをこなせるFWはなかなかいないと思います。
代表チームの本来のFW陣はさぞ複雑な気持ちだったでしょうね。
オランダとロシアで闘ってきた経験が
間違いなく彼のプレーの下支えとなっているのでしょう。
そんな彼のことを「サッカー界の新たなるスター誕生」として
必要以上に周りが取り上げるのも仕方のないことなのでしょうが
私は3~4年前から彼の可能性を評価しておりました。
詳しくはブログタイトル「結果が全て」をご参照願います。
(どうぞ私の「ドヤ顔」をご想像なさって下さい。)
そんな彼の大プレイクもあり、
今大会の日本代表が残した結果は私の予想を大きく裏切るものでした。
それも前回大会とは全く逆の意味で。
やはり自国のチームが勝ち進むのは文句なしに気持ちが良いものです。
カメルーン戦でのひりひりした緊張感。
オランダ戦で負けて尚折れなかった心。
デンマーク戦での驚きと勝ち得た自信。
パラグアイ戦で実感できたチーム力。
今となってはすべてが良い思い出です。
ホント精神衛生上素晴らしい時間を私にもたらしてくれました。
この事実については岡田監督を含めチーム全員にひたすら感謝です。
(謝ることはしませんが・・・。)
しかし持論を曲げない方々は常にいらっしゃるもので
カネコ某さんとかキザキ某さんとかは、
「こんな戦い方しかできぬチームなら負けた方が良かったのに。」
などと雑誌に寄稿しておられます。
・・・、ホントに失礼な話しだと思います。
自分の意に沿わないチームなら無視すればよいのにですね。
ヨーロッパや南米のチームだけ追いかけてればよいのに・・・。
少し話はそれましたが・・・、
既に国内ではリーグ戦が再開しました。
代表選手の海外移籍も続々と決まっております。
次の代表監督もじき決まるでしょう。
来年のアジア杯、そしてコパ・アメリカに向けてチームもリセットです。
今大会で甦った私の中の代表への情熱が
いつまでも続いていくことを願いながら本稿の締めとさせていただきます。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。
ゆるぅーく再開いたします(笑)。


