涙の代償

今日の長崎も良いお天気でした。
そのせいかヒノキ花粉の『最後っ屁』が漂ってたみたいです。
私の鼻の花粉レーダーが微妙に反応していました。
まぁ、臭いがしないだけましでしょうかね(笑)

アメリカやハワイでは今日は皆既月食らしいですね。
しかも赤銅色に薄ら輝く、通称『ブラッドムーン』だそうです。
日本では見られないそうなので非常に残念なのですが
ナイトウォーキングの時に夜空を見上げて
月食から復活したパワーを少しでも味わいたいと思います。

さて今回は最近映像で観たサッカーに関する二題を。

日曜の深夜にぼんやりテレビを観ていたら、
某サッカー情報番組に『KING KAZU』が出演しており
色々とトークを繰り広げていました。
仲間とカラオケに行くときに「ライブに行こうぜ」って誘うなど
相変わらずの『KING節』を炸裂させておりました(笑)

そんななか今までの長いプロサッカー人生において
何か後悔めいたことがあるかと質問された時に
彼が答えたのは1993年アメリカワールドカップ予選の時の出来事でした。

カタールのドーハで開催された最終予選の韓国戦、
それまで各種公式大会の予選で一度も勝ったことがない宿敵を
彼が奪った貴重なゴールを守り抜いて破ったときのことです。

過去の因縁や夢を掴む一歩手前での高揚感が重なり合って
彼の目からは思わず涙がこぼれ落ちていました。
実際に試合後のインタビューの映像が流されておりましたが
確かに彼は自分の目を何度も拭いながら対応していました。

・・・、彼にとってこの涙が最大の後悔なのだそうです。

まだ目的を果たしていないのに一時の感情に揺り動かされて流した涙。
その代償としてチームに生まれた『達成感まがい』のものが、
結果的に最後のイラク戦での『ドーハの悲劇』を導いたのではないかと
彼は心の底から後悔している様子でした。
まぁ彼の場合は『後悔』即ち『心の傷』なのでしょうがね。

一方昨日のこと、
イングランドのプレミアリーグにおいて
連勝中の伏兵リヴァプールがマンチェスターシティとの激戦を制して
24年ぶり(!)の優勝に一歩近づきました。
熱狂的なサポーター(フーリガン?)で溢れかえった地元アンフィールドも
あまりの劇的な展開に興奮の坩堝と化しておりました。

その試合後チームのアイコンでもある闘将スティーヴン・ジェラードが、
なんと人目をはばからず涙を流していました。
相当のプレッシャーを背負っての戦いを制したこともありますが
彼の場合リヴァプール一筋でプレーしてきて
一度もリーグ制覇を成し遂げたことがないだけに
思わず感極まってしまったのでしょう。

しかし残りはまだ4試合あります。
しかも勝ち点差2で追う強敵チェルシーとの一戦も控えております。
彼自身の今回の涙が大きな代償を生み出さないためにも
早い段階で一度リセットしてチームを鼓舞してほしいものです。
サポーターと『You'll never walk alone』を大合唱するためにも。