全力疾走

今日の長崎はすっかり春の陽気に戻りました。
花粉の飛散もだいぶ落ち着いてきたみたいです。
定番であった私のマスク姿もオサラバが近いようです。

さてさて昨今いろんなスポーツで日本人プレーヤーが大活躍です。

本日サッカーのセリエAでは
ミランの本田がやっと移籍後初ゴールを決めました。
正直ここまで難産になるとは思いませんでした。
モヤモヤが少しでも吹っ切れれば良いのですがね。

MLBでは田中将大投手。
自身の通算100勝目をメジャー初登板初勝利で飾りました。
さすが『何か』を持ってる世代ですね。
先輩の黒田投手も本拠地開幕戦で今季初勝利を挙げましたし
このまま日本人先発陣でジーターのラストイヤーを盛り上げてほしいものです。

一方首の負傷で開幕戦先発を見送られたダルビッシュ有投手。
こちらも約3週間ぶりの実戦登板であったにも関わらず、
今季初登板で初勝利を飾りました。
更にそのゲームでメジャー最速500奪三振の記録を打ち立てました。
是非今季は先発力投型の勲章でもある『サイヤング賞』を狙ってほしいですね。

そんな大活躍の日本人メジャーリーガーの中でも
私の心に響くキラリと光るプレーを演じたのはイチロー選手。
開幕2試合はベンチスタートでしたが
先発に名を連ねると鬱憤を晴らすかのように
好調な打撃を連日披露しております。

しかし私が惹かれたのは彼の打撃ではなく走塁です。
しかもそれは愚直なまでの『全力疾走』でした。

今季初出場したブルージェイズ戦の7回表、
2死から打者が高々と打ち上げた打球は内野への平凡なポップフライ。
誰もがスリーアウトチェンジだと思った瞬間
なんと内野手と投手がお見合いして落球。
その時に2塁走者だった彼は全力疾走でホームを駆け抜けておりました。

それはもう今どき高校野球の選手でも
「こんなに全力では走らないだろう」というくらいの走りっぷりでした。
フライを打ち上げた打者には思いもかけない打点がつきましたし
こういうひたむきなプレーがチームを活気づけるんですよね。

更に彼はここ数試合で何度もビデオ判定に絡むプレーを連発し、
全て彼(チーム)にとって有利な判定が下されております。
機械にも勝る彼のプレーはまだまだ錆びつかないようです。

40を過ぎて今尚『攻・走・守』でチームに貢献できるプレーヤー。
シーズン終盤に「彼を置いておいて良かった!」と
ヤンキーズが心底思えるような若々しくも渋い活躍を期待します。