チャレンジ
今日から少し肌寒くなりましたね。
これを本来なら『花冷え』と呼ぶのでしょうが
ここ長崎では既に『葉冷え』のようです(笑)
さて今回は久しぶりに(笑)スポーツの話題を。
いよいよ野球シーズンが本格的に開幕しました。
選抜高校野球、プロ野球、MLBとまさに『球春来たる』でございます。
そんななかMLBでは今季から大きなルール変更があっています。
ビデオ判定の大幅な拡大、その名も『チャレンジ』です。
早速昨日のゲームで青木選手の今季初安打(ボテボテでしたが)が
この権利の行使によって判定が覆りアウトになっていました。
そもそもこの制度はアメフトやテニスで先行採用されておりまして
微妙な判定に対して何かを代償にビデオ判定を要求するというシステムです。
アメフトの場合ではチャレンジ申告したプレーの判定が覆らなければ
申告した方のタイムアウトが一回没収されるといった具合です。
云わば『ギャンブル』に近いものと言えるでしょう。
プレーが中断されて焦らされた観客が
固唾を呑んでレフェリーのコールをじっと待ち
その挙句に判定が覆ればスタジアムは興奮の坩堝と化します。
もはや『アメフト』という一大エンターテインメントの中では
重要な演出を担っていると言っても過言ではありません。
一方野球ではどうなのでしょう・・・。
なんとなく審判の権威が失われるような感じがして少し違和感があります。
選手と審判の間に機械が介在するのってなんか嫌な感じですよね。
エンターテインメント性を追求した『究極スポーツ』と
古き良き『牧歌的スポーツ』とは一線を画してほしいと思うのは私だけでしょうか。
そう遠くない過去のこと、
完全試合達成まであと一人だった投手が
歴史的大誤審で大記録を棒に振ったケースがありました。
その際は後日審判自身が誤審を認め涙ながらに投手へ直接謝罪をし
その当事者である投手は、
「誰しも完全ではない、間違いはある、彼が一番辛い」とその審判を擁護しました。
悲劇的ではありますが実に野球らしい美談であると私は思います。
今回のこのルール変更で、
このようなドラマが失われてしまうのは残念で仕方ありません。
その場で白黒はっきりつけるよりも、
色んな場面で飲み語り継がれるような微妙な判定も
野球というスポーツの愛すべき一部分なのでしょうがね(笑)


