ピーキング

今朝の長崎は台風並みの大嵐でした。
娘の登校時には連れの子の傘がぶっ飛んだらしいです。
あんだけレインコートを着て行けと言ったのに・・・。

そんな中、WBCの日本代表も涙雨に暮れました。

敗因は色々あると思います。

プエルトリコに対するスカウティングはできていたのか?
韓国・キューバ・アメリカが敗退し油断はなかったのか?
ブルペンとの連携はできていたのか?
サインは徹底できていたのか?
主将の4番打者に対して絶対的な信頼はなかったのか?
等など・・・。

そんな中で私なりに最大の敗因を分析すると、
『ピーキングの失敗』だと思います。

元々このチームの監督は、
周囲の喧騒を振り払うかのごとく
『決勝ラウンド進出=アメリカに渡る』を目標にしていました。
つまり2次ラウンドを勝ち抜くことに主眼を置いていたわけです。

それが韓国が1次ラウンド、
キューバ・アメリカが2次ラウンドで敗退したばっかりに
一気にハードルをあげて「三連覇が目標だ」に変更しました。
更に準決勝の相手がドミニカではなくプエルトリコに決まると、
チームも周囲の煽りに便乗していたように感じました。

そんなに甘くはないですよね。

結局元々の目標を達成するための『ピーキング』に
チームとして失敗したのだと思います。

本来ならシーズン開幕に合わせてじわじわと調子を上げていく時期です。
それをこのチームとしての目標を
「2次ラウンド突破、アメリカに渡る」と指揮官が公言すれば
選手もそのためにピークを持ってくるはずです。
その結果が二つのオランダ戦だったのだと思います。
キューバか韓国がその相手だと想定していただけに更にですね。

更に相手がアメリカ大陸で待ち受けていたのに対して、
日本での厳しい(?)戦いを勝ち抜き
地理的ギャップをクリアして敵地に上陸できたことで
日本の選手たちの目標達成意識が膨らみすぎたのかもしれません。

まぁ、何の競技にしても
3連覇などそう簡単には達成できないということです。
20日の決勝は野球本来の面白さを実感できるゲームを期待します。
野球が国際競技として認められるためにもですね。