KOR

福岡ではもう桜の開花宣言が出たようです。
まだ春への心の準備ができていないのは私だけでしょうか?

さてさて私の勝手な杞憂なんてどこ吹く風、
WBCでは我が日本代表が難なく2次ラウンドを勝ち抜き
アメリカで開催される準決勝への進出を果たしました。

『難なく』という言葉には少し語弊があるかもしれません、
『結果的に』いう修飾語を付け加えたいと思います。

もう既に色んなところで語られておりますが、
この結果を導き出したターニングポイントは
1点ビハインド2アウトという絶体絶命のピンチの中で飛び出した
台湾戦9回のビッグプレーだと思います。

そう、鳥谷のセカンドへの盗塁です。
その時のプレッシャーたるや想像を絶するものだったでしょう。
サインを出したベンチの勇気も称えるべきですが、
キャッチャーが送球しにくいように
身体を少し前に倒した井端のサポートも見逃せません。
こんなに大胆且つ細かいプレーをこなせるのは
恐らく日本だけではないかと思います。

以前に私が書いた「接戦を制すれば波に乗れるかもしれない」。
まさにその通りになりました。
なんとなく1次ラウンドのリーグ戦や、
2次ラウンドのダブルイリミネーション方式が
1回ぐらいは負けても許されるシステムなので
勝負としては生ぬるい感じがしていたところでした。
(宿敵の隣国も敗退してしまいましたし)

そんなときに展開された深夜にまで及ぶギリギリの戦い。
これを制して波に乗らない方がどうかしてますよね(笑)。

さぁ、そして残すは負ければ終わりの『ノックアウト・ラウンド』です。
ちなみに今回のブログタイトルの『KOR』はその頭文字でございます。
夏の甲子園に代表されるように、
日本人が最も好む刹那的なスタイルと言えるでしょう。
某民放TV局がやたらと多用する、
『絶対に負けられない戦いがそこにはある』が現実味を帯びてきました。

これからはベンチワークも更に要求されます。
調子の良い選手を見極めることも重要になるでしょう。
橋上コーチの素晴らしい分析力を有効に活用して
毎試合全メンバーが出場するような総力戦を期待したいと思います。

「今チーム一丸となって戦わずして、いつ戦うんですか?」
「今でしょ、今っ!」
って感じですかね(笑)