日々是蹴球杯⑪「涙に架かる虹」
日本代表の壮大なチャレンジが本日終戦を迎えました。
決して「敗戦」ではなくあくまでも「終戦」です。
記録上は0-0の引き分けであり、
PK戦は次のステージに上がる権利を争うためのものだからです。
決して強がりではありませんので悪しからず。
今大会全般の日本代表についてはあとで記します。
あくまでも今日のパラグアイ戦についてだけ触れたいと。
守備に関してはよく相手を0点に封じたと思います。
お互いにあまり攻め合わず
決定的なピンチも数えるほどでしたが
1点取られたら終わりという息詰まる状況の中
GKとCBを中心に自ゴールをよく守りきりました。
世界レベルの相手に対して守備からゲームを作っていくやり方は
今後の代表も踏襲していくべきだと思います。
一方の攻撃はというと・・・、
残念ながら得点の匂いを感じることはほとんどありませんでした。
速攻のチャンスにボールを持ちすぎてみたり
裏に抜けだそうとしているプレーヤーに気付かずシュートしたり
なんかいつにも増してちぐはぐに感じました。
そして交代のチョイスとタイミング。
入ってきたプレーヤーにはそれぞれに明確な意図があったのでしょう。
しかし後半残り20分を切った頃には
完全にパラグアイの足が止まっていたのに
「絶対に90分で決めてやる」という
カードを切ることを見送りました。
個人的にはNo.16をNo.19に代えて、
本田&岡崎との3人でDF陣を切り裂いてほしかったです。
No.19を一回も出場させなかったのはホントに勿体なかったと思います。
最後にPKメンバーについて。
120分フルに動き回ったSBを指名するのは酷であったと思います。
相手を0点に抑えた時点でDFはお役御免でしょう。
おそらくゲーム前にある程度決めていたのでしょうが、
もう少し臨機応変さがあってもよかったのではないかと。
No.14あたりは冷静に決めてくれたのではないかと思います。
・・・と、いくら冷静を装い今日のゲームを振り返ってみても
この日本代表チームが次を戦う機会を失ってしまったことは事実です。
それがただ悔しくて仕方ありません・・・。
「チームワーク」という絶対的な武器を用いて
世界を驚かす寸前まで来ていたのに・・・。
しかし彼らは「虹の国」といわれる南アフリカの土地に
悔恨の涙とともに大きな足跡を遺すことができました。
そしてその足跡の後ろには大きな虹がかかっています、
そう、次の代表チームが歩んでいく懸け橋としての虹が。
是非堂々と肩を組んで胸を張って帰ってきてほしいと思います(涙)。
大会はいよいよクライマックスを迎えます。
まだまだ「祭り」は続いていきます。


