諦観のち劇薬
昨夜ここ長崎にも強い風を巻き起こした大型の台風26号、
今回は首都圏を直撃しましたので朝から各メディアは大騒ぎですね。
それにしても先週の台風24号の時とは露出の度合いが大きく違います。
同じ日本なのになぁ・・・。
とにかく大きな被害にならないことを切に願います。
さてさてさて・・・、
ひと足もふた足も早く秋の装いに彩られたベラルーシの競技場で
比較的よい時間帯に中継された昨夜のサッカー日本代表の親善試合。
久しぶりにじっくりと観戦することができました。
『じっくりと』
すみません、嘘をつきました。
後半途中からはバランスボールに乗りながらほとんど諦観しておりました。
諦めの意味での『諦観』です。
敢えてここでは前半終了間際の失点は仕方なかったことにしましょう。
それなのにわざわざヨーロッパまで遠征して強化を図ろうというチームからは
その後「何とかしてゴールを奪う!」という覇気が全く感じられませんでした。
延々と彼らが得意とするだらだらしたボール回しを見せられた感じです。
(あくまでも私の個人的感想ですが。)
チームのキーマンの一人である本田はモチベーション、
そしてもう一方の香川は明らかなるコンディション、
それらの大きな欠如が強く感じられましたし
監督の選手交代に至っては全くの意味不明、
3-4-3にポジションチェンジした意図など全く理解できませんでした。
更に終了間際に背の高いFWを投入したのなどは
全くの愚策であったと思います。
周りのプレーヤーが『パワープレー』を全然望んでないし・・・。
もう完全に負の無限ループに陥っているように感じてしまいました。
残念ながらこんなゲームばかりを見せ続けられたので、
私の中でのサッカー日本代表に対する熱が失せつつあります。
もしかしたらこの国全体もそんな雰囲気に覆われつつあるかもしれません。
来年のブラジルWCの放映権を獲得できないなんて噂もありますしね。
ここは『監督交代』という劇薬投入も有りかと思います。
ライバル国であるオーストラリアですら
この時期に親善試合で惨敗を喫したオジェック監督が解任されています。
それぐらいの劇的な変化がないと
協会が期待する『日本代表』というキラーコンテンツが
Jリーグの衰退とともに消え去っていくような危機感を覚えます。
そこで私が個人的に推すのは、
前々から言っていたマルセロ・ビエルサ。
あのトルシエに匹敵する毒薬にも近い上物の劇薬です。
現時点で今季の所属チームがまだ決まっていませんので、
ワールドカップ出場国が完全に出揃っていないこの時期を逃すと
もうチャンスはないと思います。
『神様』に依存して失敗したドイツでの惨劇を繰り返さないためにも、
日本代表のコンテンツとしての価値を維持するためにも、
協会の大英断をただ密かに待ちたいと思います。


