記録よりも記憶
お久しぶりでございます。
相も変わらず時間に追われております。
台風一過、一気に季節が変わった感があります。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったモノです。
そして道端には彼岸花、
いよいよ秋ですね・・・。
くんちもいよいよ本番を迎えるだけとなりました。
既に本番で身に着ける着物も手元に届きましたし、
肝心の船も本番用のお色直しのためにドック入りです。
次に会うのは月末、
さぞ美人になっているのでしょうね。
楽しみに待つこととします。
そんなわけでくんちの稽古も今週から体力づくりに戻りました。
また苦痛の始まりです。
昨夜は本格的なストレッチのあとに水辺の森公園を4周・・・、
かえって体力減退になるかもしれません(苦笑)。
そんな疲れ切った体でも目は冴えているわけで、
昨夜も深夜までテレビを観ていたのですが
何気なく点けていたバラエティ番組のなかで
あるプロ野球選手の足跡を取り上げておりました。
対象となったプレーヤーは、
ヤクルトスワローズに所属していた伊藤智仁投手。
タイトルは『”悲運の投手”伊藤智仁の記録よりも記憶に残る投球』でした。
これがまた当時の彼を知る野球ファンなら垂涎の
一流投手の一瞬の輝きを切り取ったなんとも堪らない内容でした。
とにかくそのスライダーのキレと言ったら・・・。
当時の女房役古田が「直角に曲がる」と言ったのも
あながち嘘ではないように思います。
それぐらい当時の対戦打者をキリキリ舞いさせていました。
そして彼の投球フォームがまた素晴らしい。
今で言えばサンフランシスコジャイアンツのリンスカム投手のような
活動域の広い肩の動きを存分に活かしたダイナミックなフォーム。
あらためて見るとテークバックのときはまさに弓を引くような感じでした。
そんな投球フォームのせいもあるのでしょうが、
彼は若くして肩を壊してしまいます。
しかしその故障理由はもっと明確なものでした。
当時の野村監督による酷使、とにかく酷使です。
「伊藤より良いピッチャーがおらんのやからしょうがないやろ」
これを言い訳にされてはですね・・・。
それでも彼は再起を目指し給料を削ってでも復活のマウンドを目指します。
最終年の年俸は1千万円だったそうです。
そして球団が彼につきつけた最後通牒は2軍の練習試合。
ここからは不覚にも画面が滲んでしまいました。
キャッチボール程度のスピードの球しか投げられず
そんなボールでもコントロールはままならず。
最後には戦友である岡林コーチの説得を聞き入れ
自らの意思で笑顔でマウンドを下りていきました。
そして彼はその数日後に引退を発表しました。
もうたまらんです。
詳しくはこちらをご覧ください。
伊藤智仁の記憶に残る投球
バラエティ番組なのに珠玉のスポーツドキュメンタリーを見せられた感じでした。
これだから深夜番組はやめられないんですよね(笑)。
さぁて、今夜も・・・。


