TRUE GRIT
いやぁ、今日は蒸し暑かったですね、
一気に梅雨が来たような感じでした。
気がつけばもう立夏を過ぎています、
徐々に夏に向けた心の準備を進めないといけないようです。
さて昨夜は何カ月かに一度のお楽しみ、
『お一人さま映画』に行ってきました。
観たのは待ちに待った『TRUE GRIT』、
全国公開より約二カ月遅れの上映です。
なんか邦画&子供向け映画ばかり上映されていたので
半ばあきらめかけていたのですが
密かに待ち続けてホントに救われた感じです。
ジョン・ウェインが念願のオスカー像を獲得した『勇気ある追跡』('69)を
あのコーエン兄弟がリメイクした西部劇です。
大した理由もなく父を殺害して先住民領に逃げた男を
14歳の娘と彼女が雇った酔いどれ連邦捜査官、
そして別の容疑で彼を追う若いテキサス・レンジャーとが
それぞれの大義のために追い続けるというストーリーです。
『grit』・・・。
映画の中では『勇気』という字幕が振られていました。
(TRUE GRIT=真の勇気)
しかしこの単語には、
もっと色んな意味が込められているように感じました。
娘にとってはもちろん勇気、
テキサス・レンジャーにとっては気概(矜持)、
そして連邦捜査官にとっては気骨(不屈の精神)。
この『気骨』という意味合いを映像やセリフ等で
コーエン兄弟は表現したかったんじゃないかと思います。
この映画の登場人物にはそれぞれに『grit』がありました。
たとえ悪役であろうと馬であろうとです。
素晴らしい映像美(ラスト近くの夜空の情景は圧巻です)と、
彼らの『grit』の数々を心から堪能することができました。
ズバリ、快作だと思います。
昨日の来客数の感じならすぐに終わってしまうかもしれません・・・、
男なら是非一人でご覧になっていただきたいと思います。
(今後当ブログにも『grit』という単語が濫用されそうです。)
男なら是非。


