一球の重さ
今日は中秋節です。
でも残念ながらせっかくの名月も厚い雲の中でした・・・。
ひと雨ごとに秋が近づいてくれればよいのですが。
連日のプロ野球の話題で恐縮です。
でもここ数日のゲーム内容が素晴らしいので
パ・リーグを中心にその断片を切り取ります。
まず20日のヤフードーム、
福岡対埼玉の首位攻防戦です。
埼玉の優勝マジック4で迎えた3連戦、
先に二連勝を果たし意地を見せる福岡。
でもこの三戦目が本当の意味での決戦となりました。
負ければ相手のマジックが2、
勝てば首位まで0.5ゲーム差、
まさにその結果次第で天国と地獄ほどの差となる戦いです。
途中経過は省きますがその最終回、
1点リードで迎えた福岡は守護神馬原に全てを託します。
そして二死1・3塁のチャンスで迎える打者は中島。
リリーフエース対三番打者の息詰まる対戦となりました。
馬原は直球に自信がないのか
暴投の危険を顧みずフォークボールを続けます。
中島はそれに必死に食らいつきファールでしのぎます。
そしてドームは段々と騒然とした空気に包まれていきます。
(試合後セカンドの本多は初めての経験だったとこぼしています。)
埼玉応援団の声をかき消すほどの盛り上がりの中、
二人の戦いはクライマックスを迎えます。
実に投じた球数は12球、
最後もストライクゾーンからボールになるフォークボール!
中島の必死に当てようとしたバットの軌道が
その球筋をとらえることはできませんでした。
久しぶりに最後の一球まで目を離すことができない
手に汗握る投打の緊張感であったと思います。
そして21日の北海道対大阪の一戦、
こちらも最後の一球が雌雄を決しました。
最終回に2点を返し1点差に詰め寄った大阪、
続くチャンスに打席に立つは代打逆転サヨナラ男の北川。
北海道のリリーフエース武田久の渾身の一球を
自身通算1000本目の安打でセンター前に弾き返しました。
大阪の2塁ランナーバルディリスは当然ホームを目指します。
一方北海道の中堅手は元投手の糸井、
彼が投じた渾身の返球は捕手鶴岡のミットを射るレーザー・ビーム!
小兵鶴岡に体当たりをかまそうと突っ込んでくるバルディリス、
果たしてその結果は・・・・・!?
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もう言葉は必要ありません、
迫り来る恐怖に打ち克ち自軍のホームを守りきるという
捕手の矜持を垣間見た一瞬でした。
はっきり言います。
連日一球の重さを伝えるこの時期の野球、最高(特にパ・リーグ)!!
くだらない番組をだらだら流すより、
こちらのほうが断然観甲斐があると思うのは私だけですかね・・・?
各テレビ局の英断を密かに期待したいと思います。


