2002年の旅④
ゲームの興奮から覚めやらぬなか二人はソウルへ向かいます。
取りあえず徒歩で水原駅にたどり着き
続いて列車でソウル駅に向かうことにしました。
・・・、ところが・・・、
「ハングル文字、わかんねぇーっ!」
とにかく「Seoul」の文字を頼りに列車に乗り込みました。
周りに日本人らしき姿はなし、
一体全体大丈夫なのでしょうか・・・?
二人とも疲れ果ててぐったりしているところ
ある駅に列車が停車し乗客が降りていきます。
「何なに?」
二人がキョロキョロしていたら、
現地の少年たちが「ソウル、ソウル」って
手招きしてくれました。
ありがたいことに乗換えを教えてくれたのです。
日本代表のジャージを着ているこのおっさん達に。
これも共同開催の効用だったのかも知れません。
「なんてフレンドリーなんだろう・・・。」
お隣の国に対する考え方がガラッと変わった瞬間でした。
そんなこんなでソウル市になんとかたどり着いた二人は
迷わず南大門市場に向かいました。
もちろん屋台でノドとハラを満たすためです。
チヂミや韓国風おでんなどをガッツリいただきました。
当然ここでも地元の方々との会話が弾み
楽しい時間を過ごすことができました。
また料理人でもある私の連れ(チャレンジャー!)が、
親しくなった現地の方になんとか頼み込み
禁断の獣肉を食すこともできました。
何の肉だったかはこれまたご想像にお任せします。
そしてしこたま酔っ払った二人は、
翌日のチェックアウト時間までおんぼろホテルで爆睡でした。
(二日目の記憶はほとんどありません。)
これが2002年日韓ワールドカップの最高の思い出であり、
私の数ある旅の中でも上位にランキングされる「旅の記憶」です。
(GOくんにひたすら感謝です。)
お陰で「ワールドカップ」とは何たるかを
ほんの少しだけですがわかったような気がしました。
単なるサッカーの世界大会であるだけではなく
世界中の人たちが素敵な出会いを体験できる
最高の機会なのだと心から実感することができましたし。
何事も直接経験するとその味は格別なものになりますよね。
今回もアフリカの地を訪れた方々に素敵な出会いがありますように。


